出汁の取り方

すべての料理の基本はだしにアリ!!
昆布だしをマスターしよう!!


①ふだん使いの定番 『サッ』 と!湯だし

忙しい朝でもこれなら手軽やちゃ!

一般的に「昆布だし」と言うとこれ。
毎日のお味噌汁や湯豆腐等にぴったり。

【だしの取り方】
分量: 1ℓあたり 昆布20g程度

昆布を水につけた後、火にかけます。
煮立つ直前に昆布を取り出しましょう。


②ストックしやすい 『ジワーッ』と!水だし

昆布のうま味をじっくり抽出できるがよ!

ゆっくりと引き出した上品なだしは
すまし汁や酢の物等に最適です。

【だしの取り方】
分量: 1ℓあたり 昆布20g程度

鍋に水と昆布を入れ、2時間以上おき
昆布を取り出してください。

ピッチャーに入れてだしを取ると便利やちゃ!
ただし、昆布の入れっぱなしには注意やぞ!


③うま味の相乗効果 『ジックリ』と!一番だし

だしの深みがグンと増す!

うま味の強いだしとして、お吸い物等の汁そのものを味わうお料理に向いています。

【だしの取り方】
分量: 1ℓあたり 昆布20g、かつお節30g程度

  1. 昆布を水につけて火にかけ、お湯が煮立つ直前に昆布を取り出し、かつお節を入れます。
    ひと煮立ちしたらすぐに火を止め、あくをすくって取りのぞきます。
  2. かつお節は、かきまぜずに自然に沈むまで待ってから取り出します。
    布巾やキッチンペーパーでこすと、便利です。

④プロの味に挑戦! 『60℃で40分』極上だし

温度と時間が味の秘けつやぞ!

うま味の強いだしをとる極意は、お鍋の温度を60℃に保ち、弱火で40分かけて煮だす方法が最適です。ぜひ、ご家庭でプロの味をお試し下さい。


【サク蔵ひとことメモ】
昆布表面の白い粉は、うま味成分。

その白い粉は「マンニット」という名のうま味成分。
だから昆布は水洗いせず、表面をかたくしぼったぬれ布巾で軽くふく程度でOKです。